財団法人広島県セーリング連盟会長 安永裕司

祝 広島大学体育会ヨット部創立75周年

公益財団法人広島県セーリング連盟 会長 安永裕司
(広島県福祉事業団理事長広島県立総合リハビリテーションセンター名誉所長)

公益財団法人広島県セーリング連盟の会長を前任の山根恒弘会長から6月22日に引き継ぎました安永裕司でございます。広島大学体育会ヨット部創立75周年、誠におめでとうございます。

広島大学体育会ヨット部は昭和24年に設立された広島県で最も長い伝統を持つ大学ヨット部でございます。これまで75年間にわたり、広島県のセーリング競技の発展とその普及に多大な貢献をされてこられたことに対して、改めて敬意を表します。

県連の歴史を振り返る時、広大ヨット部の輝かしい業績が多くを占めております。1971年に全日本インカレでスナイプ級第1位、1972年から全日本女子ヨット選手権で3連覇、1974年に西半球スナイプ級選手権(アルゼンチン)でしぶき会第3位、全日本インカレで470級第2位、さらにしぶき会は同年に中国スポーツ賞を授与され、1979年には全日本インカレで総合優勝を飾られておられます。

私は医学部ヨット部出身で、1974年から1978年まで地御前で470に乗っておりました。5年間、真面目にヨットに打ち込んでおりましたが、トレーニングの質と量が足りなかったのでしょう、大した成績を残しておりません。ただ、1978年の宮島一周レースの470級で優勝したことだけであります。卒業後は整形外科医師となり、大学病院で股関節外科を専門に臨床と研究に打ち込みました。その間、ヨットとは全く無縁の生活でしたが、10年前に大学病院を離れ、現在の県立総合リハセンターに勤務して、28fの中古クルーザーを入手して、家内をクルーとして、広島湾でゆるいセーリングを楽しんでおりました。5年ほど前から、山根恒弘会長と渡貞夫副会長から徐々に県連に引き込まれ、県連の会長という大役を仰せつかりました。

広大ヨット部と県連は切っても切れない繋がりがございます。今後とも県連に対してもこれまでと同様にご支援とご指導いただければ幸いです。広大体育会ヨット部ならびしぶき会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。